毎月第一土曜日20:00〜月例施餓鬼のご案内

霊的な障りといわれるものに対し、どんなお祓いよりも、御祈祷よりも、最も効果的なのがこの施餓鬼だと言われています。

施餓鬼とは、あなたに憑いている
見えない「誰か」を招いてのパーティです

施餓鬼(せがき)とは、餓鬼道に堕ちた衆生に食べ物や飲み物などの施しを与え、有縁無縁の諸精霊に法味を言上することです。
自分のご先祖や水子のみならず、人々から忘れられてしまった一切の衆生の魂を救うという、遍く広い施しの心を起こすことが重要です。

家族集まっての毎回の食卓に、
自分の席だけ用意されていない人の気持ちを想像してみましょう

・ 回忌供養をするのを忘れてしまっていた
・ お祀りしてくれる子孫が断絶してしまった
・ 初めから存在しなかったものとして扱われている
・ そもそも誰からも思い出されることがない

こういった人たちの悲痛な叫びが、皆様にさまざまなかたちのシグナルとして届きました。そして、まさに今、それに応えようとしています。

毎月第一土曜日20:00〜
月例施餓鬼を行っています

「餓鬼界」とは、他人を慮らなかったために堕ちる世界のことを指します。
思いやりという概念がなく、決して満たされることがありません。

 よくある質問

Q.何回くらいやればいいのでしょうか?

A.病院関係者が『入院しているおじいちゃんとの面会は何回すればいいのでしょうか?』という質問に答えられないのと同じく、これは人の気持ちの問題なので正しい答えはありません。たった一回ですっかり未練が切れてしまう霊もいるでしょうし、そのまた逆もあるでしょう。気長に続けられることをお勧めします。

Q.準備するものはなんですか?

A.できるだけ長く、何回も続けていただきたいと考えていますので、当寺では特にお布施の決まりはありません。お金を包んでこられなくても構いません。ただし、あくまで施餓鬼はホームパーティですから、霊のための食べ物や飲み物をご用意してきてください。また、お香やローソク、お花、手紙、絵、小物なども霊は喜びます。終わった後に、参列者みんなでお供え物を分けて、それぞれで持ち帰っていただきます。

葬儀

葬儀の法要次第

御家族・親類がお亡くなりになられたら、たとえ何時でもお寺にご一報ください。
一連の葬送の流れは下記のようになります。

■ 枕經
本来は、本人が生きているうちに、冥途で迷わぬように枕元で法華經を読み聞かせることですが、現在では、病院から遺体を自宅または葬祭場へ搬送した直後に、死者に初めて經を聞かせる儀式となっています。

■ 出棺
もはや自宅に再び戻る事が無いということを故人に教え諭します。 一連の葬儀を自宅以外で行う場合は、葬祭場に移動する前、入棺と同時に行います。自宅葬の場合は、葬歛式の後に行います。

■ 通夜
故人の近親者が、霊をなぐさめ邪霊の侵入を防ぐために、死者のそばで終夜を過ごします。 最近は、仕事等の都合上、葬儀よりも通夜のほうが会葬者が多い場合も少なくありません。

■ 葬歛式
死後、霊山浄土に故人が正しく到達できるように、衆生成仏の直道たる妙法蓮華経の引導(導師が亡き人に死後の安心を示し、寂光の都である霊山浄土に赴くにあたって教えを説くこと)を渡します。あわせて告別式(故人と生前親しかった人たちが最後の別れを告げる対外的な儀式)も行います。

■ 火葬
地元自治体の指定する火葬場にて遺体の火葬を行い、残った骨を拾い集め、骨壺等に納めます。まれに夏場には葬歛式の前に済ませてしまう行う場合もあります。

■ 三日經
遺骨を勝嚴寺の日蓮大聖人御真筆大曼荼羅御本尊の御前に奉安し、故人の後生善処を決定します。

このあと、七日おきに初七日から四十九日忌まで追善法要を営みます。

勝厳寺では法号(法華経を信じるものが御仏の世界に赴くにあたって授けられる名前)授与に際し、俗にいう『戒名料』はいただきません。

先祖追善供養

初七日から四十九日、百ヵ日、年回忌等の追善供養は、旅立った方と遺った人の心の交流です。
ともに心の向上を誓い、ご供養します。

水子供養

納骨・墓地造営

勝厳寺の墓地使用規約はこちら

永代供養

勝厳寺永代供養墓

墓所の祭祀を継承する御家族や親類がいらっしゃらない場合、永代供養を申し込むことができます。
永代供養を申し込まれた場合、勝厳寺の住職が五十回忌までの年忌追善供養を行い、勝嚴寺護持会が、使用墓所ならびに墓石を50年間保全管理します。

五十回忌ののち、一族の遺骨は無縁精霊墓に合祀されます。

なお、永代供養料はこちらをご参照ください。